なんとなく妖しい世界・・・ [おすすめ]
花粉が元気よく飛んでますね~。
顔がかゆいし、なにより暑かったり寒かったりでなにを着ていいのやら。
皆さん風邪には気をつけましょう。
さて、最近芸術づいているあきらです。
このあいだはこの人の絵を見に行きました。
レンピッカ展。
あまりなじみのない絵です。
たぶん日本でここまでの規模ははじめてなのではないかと。
1900年ごろにロシアに生まれた女性の画家です。
革命のためヨーロッパに亡命したり、かなり波乱の人生だったそうですが。
何より面白いのは彼女の生き方というか。
当時としては珍しく車を乗り回し、恋多き女性で。
恋人の写真がでてくるのですが、中世的ですが、
女性でした(全裸の写真もあったし)。
つまり、かなり自由奔放な方だったようで~。
そしてセルフプロデュースもお見事。
絵も今見ても大胆でインパクトがあって面白いです。
bunkamuraでやっていますので、ご興味があればいってみてください。
次は歌舞伎にいったんです。
「染模様恩愛御書(細川の血達磨)」
血だるまって・・・。
これ、ポスターからして妖しいんですよ。
メトロの日比谷駅とか人形町とかにはってありますけど。
ちらしにはこんな言葉が。
「美しき衆道の世界に染五郎と愛之助が再び挑む!」
えっと、ようはゲイってことですかね(笑)。
ま、太古の昔から男同士は割りとスタンダードにあったようですが。
今回は、男と男の濡れ場っぽいのもありまして~。
でも普段だって、歌舞伎だから男と男が演じているわけなんですけど
男と男の役の方が照れちゃうのはなんでだろう(←病気?)
恋愛話ばかりじゃなくて、歌舞伎らしい筋もはいっています。
でも、染様と愛之助さんがそりゃあもう綺麗で綺麗で。
女の入るスキがありません。
歌舞伎はこういうお話もあるのでやめられないなあ。
イヤホンガイドで日本の同性愛(男性同士)の歴史まで
勉強してしまいました。試験には出ないとおもいますが。
なにやら最近同性愛に縁のある気がするあきらでした。
倒錯した世界ですね。
by U3 (2010-03-21 18:11)
今晩は。ナイス有難うございました。
by うつマモル (2010-03-21 18:41)
私には同性愛の志向はありませんが、その世界の「妖しさ」には、ちょっと惹かれますねぇ(笑)
by みさいる (2010-03-22 00:27)
>U3さん
男が女を演じている部分ですでに歌舞伎は妖しいですけどね~
>うつマモルさん
こちらこそniceありがとうございます
>みさいるさん
私もそういう趣味ではないのですが、「家政婦は見た!」というかんじでちょっとのぞきたくなるというか。
by あきら (2010-03-22 15:53)